多重債務にならないために

気軽にクレジットが利用できる時代になりましたが、多重債務に陥る危険性も増えてきております。とても便利なクレジットですが、慎重さと計画性が大切です。しっかりとした返済計画のもとで、上手な利用を心がけましょう。

多重債務者とは、クレジットや消費者ローンの利用のしすぎなどで、複数の債権者に対する債務の返済が困難な状態になった人をいいます。返済のために借りるようになってしまったら、専門家に相談するのがいちばんです。すぐに公益財団法人日本クレジットカウンセリング協会や、もよりの弁護士会、消費生活センターなどの公的機関に相談してください。

クレジットやキャッシング(ローン)は借金です。本当に必要に迫られた利用ですか?特に、高額な商品やサービスを購入するときは、家族と相談したりして、よく考えて決めましょう。利用した分の返済は大丈夫ですか?返済計画は立っていますか?返済で家計に無理が生じないよう、自分サイズの利用限度額を決めましょう。

支払い期日はカレンダーなどに印をつけて、忘れないようにしましょう。遅れた場合には、遅延損害金の支払いばかりでなく、信用が損なわれカードが利用できなくなることもあります。借金返済のために他社から借り入れることは絶対に避けてください。このような方法は一時しのぎで、借金を増加させることになります。